2011年のアースキャンプが終了しました。
終わってから今日で3日目となりますが、まるでいい旅をしたときのように、そのときの情景を思い出しながらほくそえんでみたり、
なんとなく切ない気分になったりしています。
昨年の第1回を終えてから、毎月のように打ち合わせを重ねました。その数15回。それぞれの仕事が終わってからの集まり。時には深夜まで及ぶこともありました。
今回の裏テーマは“お洒落なふるさと祭り”。郡上らしさを失わずに、一方で野暮ったさが前面に出ないようにというわかるようでわからない内容。
でも、初日の夕方、ワークショップの中で、それこそ幼児から大人まであらゆる世代の人たちが輪になってジャンベを叩いている光景を見て、そのテーマが実現したことを実感しました。
同時に、、「もういいかげん未来のこと考えて、郡上で真剣に遊びませんか」という、アジテートのようなイベントサブタイトルをも実現してしまったなとも。去年とは明らかに違う世界がそこにはありました。
今回、スタッフを合わせて約400名の方がこのイベントに関わってくれました。その400名全員が会場の中で何らかの形で笑顔になっていました。
自分たちで言うのもおかしいですが、これだけ多くの人が笑顔になれる空間というのはそうないはずです。
やはり音楽の力、人の力、そして自然の力は偉大です。
お客さんが去った後に実行委員会のメンバーで少し話をしました。
全員一致したのが、来年以降もやっぱりこれぐらいの規模でやりたいということ。
経費をかけて規模を大きくしてということもできなくはないと思います。いや、その気になれば容易なことだと思います。
でも、あえてそれをやらずに今の規模を維持しながら、僕たちがもう少しおっさんになるまで続けていきたいと考えています。もちろん中身はよりブラッシュアップしていきますが。
今後もアースキャンプにご期待ください。
最後に、参加いただいた皆さん、登場いただいたアーティストの皆さん、そして最後まで一生懸命携わってくれたスタッフの皆さん、あらためて感謝したします。
本当にありがとうございました。
来年もアースキャンプをよろしくお願いします。
アースキャンプ実行委員 水口晶
PS:会場の模様を収めた写真をご覧ください。参加した方はあのときの空気を思い出して再び楽しい気持ちになってください。参加できなかった方も写真を眺めて楽しい気持ちになってください。