本来は10/9.10で予定されていた白山トレッキングですが、９日が終日大雨予報。

今年のトレッキングツアー、なんと４回開催して３回が雨。アース以外の企画で行った西穂もツアー中ずっとガス。
あえてここまでは黙っていたけど、今年は雨男確定です。

「ここはなんとか流れを変えないとまずい」と参加者の方に恐る恐るTEL。

「できれば１０．１１日にずらしたいんですけど・・・」

「あ、大丈夫ですよ。私たち１１日に栗きんとん食べに行く予定してただけですから。」

以外にもあっさりOK。

ということで急きょ１０．１１日に日程をずらして開催。

悪いけど、流れは変わりました（笑）

ツアーの模様は続きでどうぞ・・・

参加者は女性４名。岐阜県側からスタートです。

まずは原生林の中を歩きます。

今回女性４人ということもあり、行動食という名のお菓子がかなり充実していました。

１０日は雨予報だったんですが、登り始めたらこの天気。流れは変わった！（笑）

白山の向かい側にあたる三方崩山。

標高２000ｍを越えたあたりが紅葉まっ盛り

三方崩山と紅葉。

上から見えた虹。虹を上から見るということはあまりないですよね。

紅葉と虹とのコントラストは素敵でした。

いやいやいや、日程変更してよかったねぇ。最高だねえなんて話をしていたら・・・・

突然の雨・・・

山小屋に入る直前は土砂降り。流れは変わっていなかった・・・・

お世話になった山小屋。繁忙期は過ぎたとのことでしたが、それでも２００人くらいは宿泊していました。

夕食風景。みんなダウンを着ているのが笑えます。

そして翌朝。やっぱり流れは変わった！！

到着したときには雨とガスでよくわからなかった小屋の全景。

頂上に上がる前にくぐる鳥居。

いよいよ頂上を目指します。

ブルーとグリーンのコントラストが最高でした。山道を登ること１時間。

そしていよいよ・・・

頂上に到着！！

前日と合わせるとここまで約６時間の登り。みんなお疲れ様でした。

前日ゲットされた某有名栗きんとん屋さんの商品。まさか２７００ｍで食べてるとは思ってもいないでしょう（笑）。

今回のサブテーマとなっていた“頂上で栗きんとん”無事達成いたしました。

この時見た景色は、きっと、きっと忘れないでしょう。

ここからは御池巡りといって、頂上付近にいくつかある池を周遊します。

ニュージーランドのトンガリロとよく似た風景でした。

雲の上を歩いているような雰囲気がたまらなくよかったです。

もっとも大きな翠ヶ池

色がとてつもなく綺麗でした。

万年雪もあり。

「ここは元々霊山で、昔の人にとってはいわばあの世だった。あの世を疑似体験するために多くの人がここを登ったんだ」とガイドのリュウちゃんが言っていましたが、
頂上付近を歩いていてこの言葉の意味がすごくよくわかりました。

夏の時期なら、頂上手前には高山植物が咲き乱れ、まさに天国の様な景色が広がり、頂上から一歩火口内に入ると、ごつごつとした岩場が続き、翠色をした
神秘的な池が点在する。よくある地獄絵図はこういう風景から生まれたんだろうなということが想像できます。池に油ヶ池、血の池、千蛇ヶ池（せんじゃがいけ）、
というような名が付けられているのも理解できます。天国と地獄。天候と併せて（笑）。今回のツアーでは体験できました。

山小屋のお兄ちゃんが言っていましたが、紅葉のタイミングと天気がこの時期では最高だったそうです。ほんとに良かった。

みんなお疲れ様でした。たぶん今日は筋肉痛だと思いますが、それも山に登った証です（笑）。
またみんなで別の天国を見に行きましょう（地獄の時もありますが・・・）。

ツアー写真はこちら

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