普通ならやらないです、絶対。
だって、前日夜の時点で90%の雨予報。その時点で2000mを越える初心者向けトレッキングというのはありえません。
参加者の方のテンションがあまりにも低ければ止めることも考えたんです。
でも、「安全面は問題ありませんが、どうします?」という確認電話に「自分たちだけで雨のトレッキングに挑戦というのは無いので、
いい機会ですからお願いします」というお返事。誰も“それなら参加は止めます”と言わないんですね。
ということで行ってきました西穂高。
前回の御在所に続いての雨天ツアーとなりましたが、果たして目標となる独標はクリアできたのか???
気合十分の参加者は5名。
まずはロープウェーで一気に2000mまで上がります。
まだ残雪の残る穂高連峰。天気がよかったら…というのは禁句です(笑)
ロープウェーを降りていよいよトレッキング開始!の前に行程や注意点などを説明。
さらに恒例となった(?)野球部体操で体慣らし
トレッキングシューズに慣れていないとこういう動き難しいんです。
晴れていれば穂高連峰が一望…というのは禁句(笑)
山小屋で入山届を提出していざ出発!!
背後に怪しい気配が・・・
最初の目的地、西穂山荘までは樹林帯なのでさほど雨や風の影響は受けなかったです。雨の森も緑が綺麗なもんです。
ちらほら見える高山植物も綺麗でした。
1時間半ほどの登りで西穂山荘に到着。ここで休憩&軽く食事
さらにここから本日の目的地となる独標を目指します。
が・・・ここからは樹林帯ではなく、もろに風と雨の影響を受けるコース。風が出てきたのと雨脚も強くなるばかりでしたので、
独票まではあと1時間弱まで来ていたのですが、やはり無理はできません。、残念ながら勇気ある撤退。
半ば負け惜しみではありますが、こういう風に、いつもベストな条件ではないのも自然の魅力ですよね。
そして、悔しいから、残念だからもう一度トライしてやろう!という気になるんです。
参加者の皆様、お疲れ様でした。残念ながら独標を踏むことはできませんでしたが、またこのメンバーでリベンジしましょう。
さて、来週はいよいよ富士山。もうそろそろ天気の女神さんもこちらを向いてほしいなあ・・・