みなさん、100万人のキャンドルナイトってご存知ですか?
6月22日夜8時~10時までの間、すべての電気を消して、ロウソクの灯りで過ごしましょう、という省エネを考えた地球にやさしい環境イベントです。
音楽家の坂本龍一さんや、忌野清志郎さん、作家の立松和平さんなんかが呼びかけ人となっているんですが、今年で5回目を迎え、世界中で327の協力団体によるイベントが開催され、38501の施設で消灯が行われます。
アースとしてもこの趣旨に賛同し、アースカフェでキャンドルナイトを開催することにしました。
店自体は6:30から開けますが、イベントの始まる7:30までは各自ゆっくりしてください。8:00になったらカウントダウンとともに電気を落として皆さんに持参いただいたキャンドルに灯火します(キャンドルは自分で作ることも可能です〔制作時間約20分、一人¥500〕)。
そしてここからメインのアコースティックライブ開始。アンプもマイクも全くない完全な生音です。演奏は
アースの新人超野生児TSUKASA&バンド仲間。ディジュリドゥやジャンベなど、民族楽器を中心としたライブです。
このTSUKASAのディジュリドゥ(ディジュリドゥって?)は何度か聞いたことあるんですが、なんと言うか、心の底にずんずん響く感じでそのリズムが非常に心地良いんです。ロウソクの中で聞くディジュリ・・・絶対気持ちいいっすよ。
ライブ自体は時間枠だけとってのアドリブライブですので、飛び入りやセッションもあり、参加者みんなで音を合わせるセッションも考えています。
揺らめくロウソクの中で心地よい時間をすごしてください、そして、少しだけ地球環境のことを想ってみてください。
100万人のキャンドルナイトHP
100万人のキャンドルナイト、もともと今年はやるつもりでいたんですが、本当はもっとこじんまりとやるつもりだったんです。でも、あるグループの後押しがあって、いきなり加速しちゃったんです。
実は今、キャンドルナイトに関連してこんなイベントが動きつつあります。
チームGOGO
何のことかよくわからない方もいらっしゃるでしょうが、要はてんつくマンという方が呼びかけをして、地球温暖化を中心とした環境問題への啓蒙と個人にもできる具体的な対応策を載せたチラシを、キャンドルナイトの行われる6/22に全国で4900万部(ギネス記録らしいです)配布するというもの。
先週郡上市の配布担当となった方が、「郡上で1万部配りたいんですけど、どうしましょ?」とアースに駆け込んでこられたんですね。
「新聞屋さんにお願いすれば早いですよ」とあっさりお答えしたんですが、だったらうちには来ないですわな(笑)。経費は一切かけずにポスティングしなければならないとのこと。でも、郡上みたいな田舎でいきなり大量のチラシを個人がポスティングしていたら周りの人はビビリますよね。「なんだなんだ?新手の宗教か?」みたいなかんじで。
そこで頭をひねった結果、もともとうちで予定していたキャンドルナイトイベントと併せて、イベントのためのチラシという風にすればどうかということになったんです。地球規模のイベントだから手伝ってくれといわれれば、アースという冠をつけている以上、無視するわけにはいかないですから。
いままで、アースとして環境問題に具体的に取り組んで来たことはそう多くはありませんでした。イベントでちょくちょく取り組んできたくらいなんです。僕個人では思うところが沢山あって、実際に動いてということはあったんですけど、組織として簡単に環境を口にしたり、行動を起こすことにはいろんな意味で抵抗があったんです。でも、最近、「環境への取り組みってもっと楽しくやっていいんだ。」って思い始めたのと、身近な自然環境の急激な変化に強く憤りを感じることがあって、もうちょっとまじめに動いてみようかなと。自然の中で働いているんですから、当たり前といえば当たり前ですが。
これからアースは文字通りEARTHSHIPらしく動きますよ。楽しみにしていてください♪