被災地での活動報告

物資を送り届けていただいた皆様、そして、現地に赴くにあたって温かい声援をいただいた皆様、ありがとうございました。先週の土曜日、被災地での活動を終えて無事に戻ってまいりました。
メディアによる報道で現状は伝えられていますが、やはり実際の現場は壮絶でした。
自分たちが実際に見た現場の状況と、現地での活動内容を簡単に報告させていただきます。

 

現地へは僕とヒデ・祐介の3人がマイクロバスで向かいました。

↑現地入りして2日目に見た、女川町周辺の状況です。僕は阪神淡路大震災の時も現地を見ていますが、被災の規模が全く違います。また、被害の多くは地震による揺れではなく、ほとんどが津波によるものということでした。

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現地で単独の活動をしていたわけではなく、今回はアウトドアツアーや自然体験活動を主催するする団体で作られているRQ市民災害救援センターという組織に入る形での活動でした。宮城県の登米市という場所にある今は使われていない小学校の体育館が拠点です。
 
 http://www.rq-center.net/

ここに全国各地から人が集まり、救援物資の仕分けと避難所・一般家庭への配送、がれきの撤去や炊き出しなどのボランティアに従事しています。
この中で、被災者の方たちを避難所から内陸部で営業している温泉施設までマイクロバスで送迎するというのが僕たちの仕事でした。

避難所にいらっしゃる方々は、家はもちろん車まで流されている方がほとんどですので、移動手段を持っていらっしゃいません。
自衛隊が簡易の入浴設備を作っている避難所もあるのですが、規模の小さい避難所までは廻ってこないため、震災以降、一度もお風呂に入っていないという方も少なくありません。特にお年寄りの方には非常に喜んでいただけました。

他にも、買い出しの為の送迎をしたり、他には、サッカー全日本の元監督、岡田さんによるサッカー教室の送迎なんていうのもありました。

岡田元監督は僕たちと一緒の体育館で寝泊まりし、僕たちと同じ食事を食べての活動でした。仙台市内のホテルに泊ってという芸能人や有名人も多いようですが、さすがといえる行動でした。

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今回、4日間と非常に短い期間ではありましたが、まずは現地の状況を確認するということと、長期的な支援をするための現地との繋がりを作るという目的は果たせました。もうすでに次の動きを初めています。
今後は多くのボランティアが入り、沿岸部での泥出しやがれきの撤去作業が増えてきます。その際、拠点となる場所からボランティアさんを現場に運ぶためにマイクロバスが必要とのことで、依頼を受けています。早ければ今週中にヒデが再度現地入りします。また、郡上のネットワークを使って炊き出しも検討しています。

また皆さんにも何らかの方法で協力をお願いすることになるかもしれません。可能な範囲で結構ですのでお願いいたします。

「何か協力したいけど、何をしていいのかわからない」という意見をよく聞きます。
いろんな方法はあると思いますが、まずは一人1人が日常を大切に生きることが大切なんだと思います。
家族がいて、3食のご飯を食べることができて、働く場所があって、そこに仲間がいて、・・・。
当たり前だと思っている僕たちの日常は実は尊いものなんだということ。今回現地での活動を通じて強く思いました。

まずは意識しながら日常を大切に生きること、そのうえで自分のできることを見出していけばいいのではないでしょうか。
今回、アースが動けているのはただ単純に、“動けるタイミング”だったから。
今後は僕たちも日常生活やツアーと並行しながら支援活動をすすめていかなくてはなりません。

移動中に見えた三陸海岸は本当に、本当に美しい場所でした。
何年かかるかわかりませんが、アースとしては「みんなで宮城に遊びに行くよ!」と言えるようになるまで、支援を続けて行きたいと思っています。ご協力をお願いします。

アースシップ代表 水口晶

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