またまた更新が遅くなってしまいました。
まもなくこちらに来て1ヶ月が経とうとしています。日本もそうでしょうが、こちらもいたるところでクリスマス色が強くなっています。ただ、クリスマスが近づくにつれてこちらは気温がどんどん上がっていきます。これがニュージーランドらしい夏ということなんですね。僕らにしてみたらかなり違和感ありますが。
では、近況をどうぞ。
自分たちはNZで一番高い山、マウントクックからさらに南へ下ってワイマテ、そして現在はワナカという町に来ています。ここは有名な観光地ということもあって人は多いですね。もう休暇に入っていることもあってキャンピングカーやボートを引っ張りながら走っている車がうじゃうじゃしています。キャンプ場もついこの間まではひまそうだったのに、一気に人が増えてきました。町を歩いていてもビール片手に浮かれた雰囲気の人が多いですね。いかにもリゾート地といった感じです。
マウントクックの初日は近場へトレッキング。僕たちが到着と同時に天気が大崩れで山はまったく見えず(泣)。晴れ男はどこへ・・・
2日目は気を取り直してグレーシャー(氷河)カヤックツアーへ。参加者はオランダ人夫婦と合わせて4人。オランダ人夫婦(50代ぐらい)はヨットで世界各地に寄港しながら何年も旅しているそうです。スケールが違いますね。「日本には来ないの?」と聞いたら「行かん」とあっさり言ってました。なんでやねん!!
国立公園内にある川をカヤックでさかのぼると氷河に行き当たるんです。
何百年も前にできた氷だそうです。
何百年も前のピュアな氷のわりにはあんまりうまくありませんでした。なんか泥っぽかったし(笑)。
今回のツアーガイドは日本人。なんと10年ほど前に長良川でラフティングガイドをやっていたそう。
美並の話で盛り上がりました。何でこんなところで(笑)。ついでに夜も家に招いてもらっておよばれしてしまいました。カズさん、ありがとう!!
帰る間際になってやっと姿を見せてくれたマウントクック。
トイレ、水道のみのキャンプ場は1泊6$(一人)。
マウントクックを出た僕たちは一路ワイマテへ。ここでWWOOF(ウーフ〔農場や牧場等で働く代わりに食事と宿泊場所を
提供してもらう一種のボランティア〕)を体験しました。
ホストの家族はアースビルディング(環境に優しい建築物)やパーマカルチャー(人間にとっての恒久的持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系)を実践しながら生活しています。写真の建物は建設途中の新居。ほとんどが廃材や泥を使って作られています。
泥で作られた壁。メッチャクチャかっこよかったです。
ここでお手伝いしたのは冬用の薪作り。2冬分ぐらい作らせていただきました。写真はお母さんと次女のシャーナ(5歳)めちゃかわいかったです。
短い間でしたがすごくお世話になりました。そしていろんなことを学ばせてもらいました。
出発の朝、多くのウーファーたちがするように、僕達も木を植えさせてもらいました。
Wal&Rusty,そして子供達、ありがとう!!
さて、いよいよ年末が近づいてきましたが、僕達はクリスマスから正月にかけて最南端周辺をうろついて、トレッキング、釣りに励むつもりです(なかなか釣れないんだなあ・・・)。その後は一気に北へ。
新年には今まで回ってきたキャンプ場の報告などもしますので、お楽しみに。日本はこれから寒さが厳しくなるかと思いますが、みなさま体に気をつけてお過ごしください。
それでは。
水口晶