先週第1回のツアーを行ったアーストレッキングツアーですが、大好評をいただいておりまして、来週予定しております第2回御在所岳トレッキングにもすでに7名様の申し込みをいただいております。
来週の御在所までは全くの初心者の方向けの足慣らしと、基礎的なことを学んでいただいていただくというのがコンセプトですが、6/26(土)はいよいよ2000mを超える本格的なトレッキングに挑戦です。
第1回目が400m、第2回が1200m、そして今回は2700mとこれまでの2山とは全くスケールの違う山です。
今回挑戦するのは西穂高独票(2701m)。穂高連峰と言えば、本格的に山をやる方たちの間では聖地のような場所。その中でもこの西穂高独票は初心者でもアプローチしやすい場所として知られています。
初心者向けとはいえ、笠ヶ岳や焼岳、乗鞍岳などの山岳パノラマが目の前にど~んと広がるコースです。
場所は岐阜県と長野県の県境
まずはロープウェーを使って一気に2000mまで。「ん?ゴールまで残りたった700m??」その700mに3時間ほどかかるんですよ。
途中の西穂山荘で休憩を入れて・・・後は一気にゴールを目指します。
そう、雲の上まで一気に・・・・
穂高や途中の平湯周辺は極上温泉がたくさんあります。帰りはまったりしていきましょう。
では、詳細です
(タイムスケジュール)
・6:00 アースシップGREEN集合 マイクロバスにて移動
・8:30 新穂高ロープウェー乗車
・9:00 トレッキング開始
・10:30 西穂山荘到着
・12:30 西穂独標到着
・15:00 ロープウェー着
・15:30 バス乗車
*時間の余裕があれば平湯にて温泉入浴
・18:00 アースシップGREEN到着、解散
「6時集合って、朝の6時?」という声が聞こえてきそうですが、2000mをこえる登山の日帰りというのはこういうものです(キッパリ)。
正直、かなりハードな行程ではありますが、富士山はもっとハードです(笑)。 あと、「お昼ごはんはいつ、どこで食べるの?」という
疑問をお持ちになった方もいらっしゃるかもしれません。
答えは“歩きながら”です。歩きながらというと少し大袈裟ですが、これくらいのトレッキングになると昼食ではなく、
“行動食”になるんです。山では、いつ、どんな風に状況が変わるかわかりませんし、必ずしも予定時間に目的地に着くとは限りませんので、
“みんなで景色を眺めながらお弁当”というスタイルにはなりません。また、個人の体力に応じて食事が必要な時間帯も変わってきますので、
小休止時におなかが減っている人は食べるというスタイルになります。ストイックな世界でしょ(笑)。
ここからは本格的になります。との宣言通りですが、アースシップのトレッキングツアーのコンセプトは“山の楽しさを知ってもらうこと、
そして、将来的には個人で行っても大丈夫な知識を持ってもらうこと”ですので、本物の世界を体験していただこうと考えています。
続けていくと、このストイックさがたまらなく気持ちよくなっていくんですね(笑)。
装備についても、ここからは本格的になります。
(持ち物) ●印は必須の持ち物です
<足まわりとアウターウェア等>
●帽子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・紫外線、雨天、防寒対策用です
●レインウェア・・・・・・・・・・・・・・・・・ゴアテックスなどの防水透湿素材の物をお勧めします
●ザック・・・・・・・・・・20~30リットル程度、体にしっかりフィットしているもの
スパッツ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ロングスパッツ推奨、雨天時だけでなく砂が靴に入るのも防ぎます。
●登山靴(トレッキングシューズ)・・・防水性能、クッションがしっかりした物でハイカットのものをお勧めします
<インナーウェア等>
靴下・・・・・・できればウールやフリース素材がお勧めです
アンダー(シャツ、パンツ)・・・・・・・こちらも綿では無く、ヒートテックなど化学繊維の速乾の物をお勧めします
中間着(シャツ、パンツ)・・・・・・・・化学繊維、フリースなど速乾の物で長袖をご用意下さい
●タオル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・汗を拭いたり他色々使います。通常のタオルでOK
●防寒用ジャケット(フリース、ダウンなど)・・・山頂での休憩時等の防寒着となります
●水筒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・行動中の自分の水分が確保できるサイズ。ペットボトルOK
●サングラス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・紫外線対策として必須。
<その他>
時計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ペース配分などにはやはり必要です
カップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・休憩時のお茶用などに
ごみ袋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・着替えの収納などに。スーパーの袋でもOK
常備薬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・普段服用している方や、緊急時に飲みなれた薬など
保険証・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もしもの時の為にお願いします。コピー可
●行動食・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オニギリ、パン、チョコレートなど歩きながらでも食べやすいもの
●紫外線対策・・・・・・・・・・・・・・・・・・日焼止め、リップ、サングラスなど
<あると便利なもの>
着替えの衣類・・・・・・・・・・・・・・・・アンダー、中間着、靴下、タオルなどの予備です
手袋(ウールやフリース地)・・・・・・紫外線、防寒対策用にもなります
サンダル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・車内でのリラックスシューズ
入浴セット・・・・・・・・・・時間の余裕があれば温泉に寄ります
ここからはやはりザックやトレッキングシューズ、レインウエアは必須となります。で、これが購入するとなると高価なものばかりです。
先日の第1回トレッキングツアー内でも話題になっていましたが、「2万円ほどもするトレッキングシューズやレインウエアを買うのはいいが、頻繁に行かないからもったいない」
これは当然だと思います。
でも、今は昔と違ってトレッキングシューズも随分とおしゃれになってきています。山に行かないときでも外に出歩くときに使用していただければ、実はこれほど快適なウエアや
靴はありません。1カ月ぐらい前に東京に行きましたが、渋谷辺りではおしゃれなアウトドアウエアに身を包み、トレッキングシューズを履いている女性がいっぱいいました(笑)。
今、アウトドアファッションは街でも違和感ありませんから。
ただ、それでも「いきなり全部そろえるのは・・・」という方向けに、可能なものはレンタルも検討しています。さすがにシューズだけはご自身で準備していただかなくては
いけませんが、ザックとレインウエアについてはどうしてもという方にはお貸しできるよう準備します(多少のレンタル料は発生します)。
山に行くとカッコイイ装備や服装をしている人がいっぱいいるんで、そういうのを見ると欲しくなるんですよね(笑)。一度レンタルしてみて、本当に欲しいと思ったものを
購入すればいいと思います。
「第1回、2回と参加できなかったんですが、今回から参加してもいいですか」という方が今回もいらっしゃいます(笑)。もちろん、大丈夫ですよ。タイムスケジュールも
かなり余裕は見ています。今回もゆっくりと、皆さんのペースに合わせて登ります。
では、申し込み要綱です
●第3回アースシップトレッキングツアー“西穂高独票”
・開催日:6/26(土)*日帰りツアー
・定員:15名 最少催行人数5名
・雨天時:少雨決行、強雨時中止
・参加費:¥8800/1人(会員¥8300)*参加費に含まれるもの・・・現地までの移動費用、ガイド料、保険料、ロープウェー利用料
申し込み・問い合わせはメール、もしくはTELでお願いします。
メールの場合は件名を“北アルプスを見渡したい”としていただき、代表者氏名・連絡先電話番号・参加人数を明記ください。
TEL 0575-79-4070
MAIL akira@earth-ship.jp
担当 水口
実は、この西穂独票、今年7本あるトレッキングツアーのうち、個人的にすごく楽しみにしているツアーのひとつです。3年ほど前、友人と一緒に「ふらっと温泉にでも行くか」
なんて言いながら穂高まで足をのばし、ロープウェーで登山口まで行ったことがあるんです。
その時にロープウェーからみた山々の景色が忘れられないのと、まるで空に向かって伸びているような山頂や独票までの道のりがすごく荘厳で、ザックを背負ってそこを登る
準備をしている人がめちゃくちゃかっこよく見えたんです。「いつか、自分もここを登りたい」と強く思ってたのがやっと今回実現しそうですから。
「そこに山があるから」これはすごく有名な言葉ですが、僕も含めて一般の人はそんなこと思って登っていません(笑)。
個人的ではありますが、僕の場合は山に登るたびに、新しい何かを自分の中に見つけたり、今までの自分が少しだけ変わる瞬間があるので、それが楽しいんだと思っています。
ある意味旅に近いものがあるんですよね。
高ければ高いほど、辛い登山であるほど、達成感とともに充実感があります。それがなんだかわからないけど自信にもつながる。
今の自分を少しだけ変えたいのなら、トレッキングお勧めですよ。
おおっ、なんだか自分の思い入れの強い山だから熱く語ってしまいました。とりあえず、一緒に汗をかきながら、その時しかない景色や瞬間を楽しみましょう。参加をお待ちしております。
アースシップ担当 水口晶
ただいま、夏まで待てない!アースシップ プレサマーキャンペーン実施中!!