先日お伝えしていた「アースとしてできること」。
最初の一歩を踏み出す準備ができました。みんなで物資を集めて現地に送ります。
現地で今現在必要な物は現地にいる友人の意見と、ツイッターなどで書き込まれていることを参考にしています。
現場への輸送ルート確保が非常に難しかったのですが、現地の物資受け入れ体制の組織化をしていただいてる中小企業の団体と繋がることで可能となりました。
郡上市の他の2団体とともに現地に送ります。
本当は直接持っていきたいのですが、時期的にも、今の状況的にも、それはしない方が賢明と考えました。
また、前回書いていたように、本来は特定の避難所と連絡を取って必要なものをピンポイントで送る方が効果的ではありますが、
現在はまだ現場判断で必要な場所に配っていただく時期と考えました。
集めた物資は仙台市青葉区・若林区・太白エリア、塩竈エリアのうちのいずれかの避難所に送っていただきます。
可能な方はぜひ協力してください。希望をいっぱい詰め込んで現地に送りましょう。
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●具体的な支援物資について
今現在、現地で具体的に要望が多いものを掲載させていただきます。
・食料品(生米以外・缶詰やカップラーメン、レトルト食品等すぐに食べれる物)
・ソイジョイやカロリーメイトなど。
・ペットボトルのお水(ジュースより水です)
・飲料用水タンク(白いポリタンク)
・家庭用ゴム手袋
・カセットコンロ等の熱源など
・毛布
・女性用生理用品
・大人・子供用それぞれの紙おむつ
・電��
・乳児用粉ミルク,哺乳瓶,�
・石けん,タオル,トイレットペーパー,ウエットティッシュ,マスク,水を使わないシャンプー,�
・使い捨てカイロ,携帯の充電池,
・ウェットティッシュ・おしり拭き
・靴下、下着(シャツ、男性用パンツ、女性用パンツなど)、腹巻、マフラー、手袋(軍手)、タオル
・水なしOKの除菌ジェル
・マスク、薬や包帯など、ケガの処置や病気の感染を防げるもの。
・着替え(衣類、靴)どんなサイズも重宝します。
・耳栓(体力の回復が違います。)
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もちろん、上記以外のものでも結構です。タイミングや場所によって必要なものは微妙に変わります
集まった物資は一度こちらで仕分けしたうえで現地に送りますので、細かいもの(例-歯ブラシ1本)でもかまいません。
ただし、野菜や生もの等はお止めください。
ある程度状況が落ち着いて、避難所での生活が日常となる時期には調味料やお菓子・果物などが必要になりますが、
現在はとにかく命を繋ぐための食料を優先にしたいと思います。この辺りもこちらで仕分けさせていただきます。
また、名古屋や岐阜以外の地域からですと、送料がかえってかかる可能性もあります。近くで送る体制が整っている団体が近くにあるのであれば、
ぜひそちらをご利用ください。
●送る際に注意していただきたいこと
1.箱等に入っている場合は、箱の表の 見える所に、「毛布」「飲料水」、服ならば「サイズ」などを明記してください。あとの仕分けに影響します。
2.できるだけ新品” を送るようにしましょう。中古品などは、衛生的に使用できないことも多いです。
3.わざわざ購入して送ることはおやめください。購入されるのであれば是非その分を義援金として寄付していただければと思います。
4.現金はこちらに送らないでください。今回はお金は集めません。あくまでも物資での支援に特化します。お金はしかるべき場所に寄付ください。
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●是非メッセージを付けてください!
小さく、一言で結構です。可能であれば是非物資にメッセージを付けてください。メッセージがあることで、物に気持ちがこもります。
受け取る方にももちろん喜ばれますし、、途中で仕分け作業する人達も、運ぶ人も“ただの物”ではなく、“気持ち”をリレーすることができます。
長く書く必要はありません、「岐阜・愛知から応援しています」というようなささやかなメッセージを入れていただければと思います。
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●物資の郵送期限について
様子を見ながら定期的に続けて行く予定ですが、なるべく早く送りたいので、まずは来週の月曜日(21日)までを期限とします。
月曜日までに集まったものを仕分けし、現地に送ります。
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●荷物の送り先
アースシップ -EARTH SHIP-
〒501-4101 岐阜県郡上市美並町白山1012-1
TEL 0575-79-4070
MAIL info@earth-ship.jp
担当 水口
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希望も絶望もごっちゃになった情報がどんどん目に飛び込んできますね。
「何を信じて、どう動いていいのかわからない」
これが率直なところかもしれません。
でも、何を信じればいいのかわからないからこそ、やはり自分を信じるしかないと思うんです。
前回のメールを送った後も「何をすべきなのか」ということを自問自答しました。
「何かしよう」という気持ちが、本当はただの自己満足ではないのかということも含めて。
でも、答えはやはり“できる範囲内で動くこと”。これしかないと思いました。
救援物資を送り続けること、その後、状況が落ち着いて人の手が必要になった時に現地入りできる準備を進めます。
協力をお願いします。
アースシップ代表 水口晶